④耐震補強【建築】

従来から一般的に行われている耐震補強は、既存建築物の保有する耐震性能に応じて耐力の向上、靱性(変形性能)の向上、耐力・剛性のバランスの改善を目的として行います。

耐力の向上には耐震壁、ブレースや外付けフレームの新設などがあり、靱性の向上には柱・梁の補強などがあります。耐力・剛性のバランスの改善には、壁の偏在による偏心や高さ方向の耐力・剛性の不均衡を改善するものです。これらの要素を単独または複数組み合せて骨組の中に配置します。

  • 柱補強の例(炭素繊維補強)

  • RC耐震壁増設の型枠組立状況の例

  • 外部ブレース補強の例

  • 腰壁スリット設置の例

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